企業研究③~人の思考を持つ人工知能~
時には需要がなくてもやり続けなければいけないこともあるんです。
さて、第3回目は
「株式会社FRONTEO(フロンテオ)」
何をしている企業?(私なりの解釈)
はしょってはしょって要約すると
独自開発の人工知能を活用し、「与えられたデータ等から人の目でも見つけられなかった重要要素を抽出し、効率的な情報収集、データ解析、課題解決」のお助けをする企業。
ですかね。
FRONTEOの人工知能は少量のデータでも人間の暗黙知や感覚、判断を正しく理解して、欲しい情報を早く見つけ出してくれるそうです。
えっ、暗黙知って何かって?
簡単に言うと「言葉では表せない感覚的な知識」ですかね。
天ぷら職人が音などの感覚でタネを油にいれるタイミングをはかるやつとか。
人の目でも見落としているものまで拾いおこすなんておそろしや…
もともと企業の訴訟支援のためだったのですが現在は様々なジャンルに応用されているようです。
~活用例~
・多くのお客様の声カードから製品の開発や改良につながる情報を検知。
・人事部のデータなどから従業員の離職予兆を早期発見。
・営業日報からコンプライアンス違反の危険のある行動を抽出。
挙げたらきりがないのでここでやめときましょう。
魅力の10%も伝えられてないので、気になった人は会社HPをご覧ください。
株価上昇要因
4月24日のFRONTEOの株価は363円。前日比+約28%増です。
要因は同日発表されたこのニュースですかね。
FRONTEO、新型コロナウイルス感染症治療薬候補の選定に有効なメカニズムの解析に成功。
FRONTEOは病気にかかわる遺伝子や分子を可視化するシステムも開発しています。
このシステムとお得意の情報収集システムで新型コロナウイルス感染症の治療薬の候補を既存薬の中から複数見つけることに成功したそうです。
今後は製薬会社に情報提供し、新型コロナ治療薬の臨床試験(治験)や早期承認につなげることを目指すとのことです。
参考文献↓
今後も様々なジャンルでの活躍が期待されそうですね。
私なりの解釈なので「説明が足りない・間違っている」点があると思います。すみません(先に言っとく)
気になった人は上記リンクから調べてみてください。
じゃっ。